タバコの歴史

葉たばこ生産量編集
FAOの統計によると、全世界の葉たばこの生産量は、635万トン(2002年)であり、全体の3割以上を中国1国で生産している。中国国内では、雲南省貴州省河南省湖南省四川省の順に生産が多い。雲南省の生産量は66万トンと、世界2位のブラジルよりも多い。

陸別の生産量はアジアが6割、南北アメリカがそれぞれ1割ずつ、ヨーロッパとアフリカが1割弱という比率になる。たばこで有名なキューバの生産量は3.2万トンと数量としては多くない。日本の生産量は約5万トン。主な産地は黄色種が南九州、バーレー種が北東北であり、2004年における生産量の上位は宮崎県、熊本県岩手県、鹿児島県、青森県の順である。

中国 - 239万トン(37.7%)
ブラジル - 65万トン(10.3%)
インド - 58万トン(9.1%)
アメリカ合衆国 - 40万トン(6.4%)
ジンバブエ - 17万トン(2.7%)
トルコ
 インドネシア
イタリア
アルゼンチン
ギリシャ
1991年時点の生産量は766万トンであり、約10年間で葉たばこの生産量が100万トン以上減少したことが分かる。当時の生産国を生産量順に並べると、中国、アメリカ、インド、ブラジル、トルコ、イタリア、ジンバブエギリシャインドネシアとなる。最も生産が減少したのは中国の70万トン、次にアメリカの35万トン、トルコの10万トンが続く。上位10カ国のうち、生産が増加したのは、唯一ブラジルであり、約25万トン増えた。アルゼンチンも生産量が増加している。

Wikipediaから引用」